化学、製薬、食品及び農産物、金融、通信、保険、メディア及びエンターテインメント、エネルギー、公共事業、重工業、ヘルスケア、半導体、ソフトウェア、運輸及び防衛を含むあらゆる主要産業における企業が、世界の独禁法及び競争法の全側面をカバーするシンプソン・サッチャーのアドバイスを求めています。
依頼者は、我々が各法域の競争当局がどのように運営されているかについて深く理解していることを高く評価しています。チームを構成するメンバーには、元当局弁護士、検事、米国連邦取引委員会(FTC)及び米国司法省の法廷弁護士が含まれます。
カルテル・反競争的行為の政府当局調査対応
カルテルその他の反競争的行為の嫌疑がかけられると、その企業は重大な風評被害や財務上のリスクにさらされ、経営陣にも重罰が科されることがあります。シンプソン・サッチャーは、そのような場面における政府当局調査に関して、世界中のクライアントにアドバイスを提供しています。政府当局調査の多くが、米国司法省、連邦取引委員会、欧州委員会、EU加盟国当局、COFECE(メキシコ)、公正取引員会(日本)、公正取引委員会(韓国)、国家市場監督管理総局(中国)、CADE(ブラジル)等、世界の異なる地域の複数の当局による調査を伴うものとなりますが、我々は、広範な経験とグローバルな対応体制でその解決をサポートします。
我々は、社内監査、競争法上の問題の把握やリスクの査定、調査対応準備や突然の立入調査に対する異議申立て、法的及びコミュニケ―ション上の戦略の調整、リニエンシーや和解契約の交渉、そして裁判手続に至るまで幅広い経験を有しています。
独禁法訴訟に関するアドバイス
シンプソン・サッチャーはここ数十年の多くの注目すべき独禁法訴訟において、多くの事業会社や金融機関に対してアドバイスを提供してきました。これらのケースには、数十億ドルにものぼる損害賠償や重大な刑事罰が科される可能性のある事案もありました。我々は刑事及び民事の独禁法訴訟やFTCによる行政手続において、独占、価格操作、拘束的協定等の論点で最先端の法的議論を展開し独禁法の理論の進化に関わり続けています。
法規制に関するアドバイス
我々は、米国財務省の外国資産管理局(OFAC)、国務省、SECに関連する内部調査および規制問題等について、金融機関、プライベート・エクイティ・ファーム、国内外の証券発行者にアドバイスを提供しています。また、連邦エネルギー規制委員会(FERC)や各州の公益事業規制当局に関連する法令遵守の問題や各種料金に関する問題について、エネルギーおよびインフラ企業、プライベート・エクイティ投資家にアドバイスを提供しています。
独禁法にかかわる相談
我々は、訴訟、調査及びM&Aなどの取引関連の業務に加え、独禁法にかかわる相談への対応(依頼者のサプライチェーン(例えば、サプライヤー、顧客、競合企業、契約作業等)から発生する独禁法関連の懸念に関するアドバイス)を継続的に行っております。